2009年07月13日

西原理恵子さんって・・・

少し前、勝間さんの「日本を変えよう」で対談されていた漫画家の西原理恵子さんという方はおもしろい絵を描く方だなーと思ってはいましたが、それ以上特に、という状態が数ヶ月ありました。

先日、友人が西原さんのファンで、「この世でいちばん大事な「カネ」の話」という本を読んだと言っていたので、どんな本かなと思って買ってみたら、かなり、強烈でした。



経済状態、家庭環境、幼い頃のお話は強烈というより壮絶といったほうがいいかもしれません。
その後も「いろんな」本のカットから、同じような家庭環境で育った戦場カメラマンの旦那様、麻雀、FXと、なんでそこにいくのん?と思ってしまうほうに進んでは、それをマンガにして笑いをとってしまうところは本当に漫画家としてプロ意識があるのでしょう?か?

でも。毎日が平凡で閉塞感があってつまらない・・・という人よりは100倍くらいの濃度の人生を生きておられる、そんな気がします。ご本人でないのでわかりませんが。

この本にはいろいろなメッセージが詰まっており、そのうちの一つは「貧困は連鎖する」です。一度落ちたらなかなか這い上がれないので、落ちないようにすること、落ちてもなんとか這い上がる努力をすることの大切さをせつせつと体験を通じて語っておられます。同じような内容は「下流社会」などでも記述が多数ありますが、実体験なだけ、重いです。

そのほか、「ダンナの稼ぎをあてにする人生はリスキー」などはまあ普通に同意。最近不況になって、セレブ妻願望の女子大生が増えているらしいですが、キケンだと思います。リスクヘッジを考えるべき。

あとは自分のやりたいことがわからない、と悩んだり、日本で自殺者が年間30000人おられることと、カンボジアでアスベストいっぱいの「スモーキーマウンテン」で夜通し働いて一日200円を稼ぐ少女の話があって、正直混乱してしまいました。
閉塞感いっぱいの人に、200円少女の話をして、自分はめぐまれている、と、考え方を変えられる人も中にはいるかもしれないけれど、多数の人はなかなか悩みは解決しないと思います。
というのは、ストレスへの対処としては、考え方を変えて解決する方法と、現実にある問題を解決する方法とがあり、主には問題自体を解決しなければ改善しないことが多いためです。
ぜいたくなことかもしれませんが、200円の環境にはもう戻れないのです。

・・・と、いろいろ考えさせられる本ではありました。

西原さんのhp。結構画風は好き。
http://ameblo.jp/saibararieko/

本人や作品の紹介としてはwikipediaのほうがまとまってます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E7%90%86%E6%81%B5%E5%AD%90
posted by 綾小路翠子 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

意外と?モリタクファンです。

あまり意識していませんでしたが、ふと本棚を見ると、森永卓郎さんの
年収300万経済本が何冊もありました。実は私、意外とファンのようです。

先日買ったのは「やめる」です。



最近、「望めばかなう!」といった自己啓発本に疲れたのかもしれません。
森永さんはあの体形や話し方がゆる系でかえって好感が持てる気がします。(それが作戦なのでしょうが。年収300万本を出して、ご自分の年収はウン千万円になったというのは有名な話のようで。)

何かの本で、アメリカ式の潜在意識を利用して自己実現する方法はネットワークビジネスに端を発しているのだと言う記事を読みました。つまり、いわゆるねずみ講的(というと、語弊があるので「ネットワーク」)ビジネスでは、その構造上、大成功するのは上位層の一部であり、末端はほぼ儲かることはないのですが、頑張ればあなたも!と期待をもたせてモノを売らせれば売らせるほど、親会員は利益が得られるという仕組を維持するためのものであるとか。
この真偽のほどは定かではありませんが、今の経済環境も、上位層一部しか利益が得られないという部分ではよく似ています。

で、こんな時代ですから、いろんなものを、やめましょう、と。

個人的には42「キャリア志向」をやめる、には非常に考えさせられました。まあそんなにバリバリではないにせよ、何を勘違いしたかここまで頑張ってしまったけど、これでよかったのかとふと思うきっかけになりました。

あと、25「人脈つくり」38「自分探し」など、見開きで読めて、やっぱそうだよね、と思わせるものもありました。書店で立ち読みでも十分ですが、帰りの通勤時間内にさっくり読んで自分を振り返って考えてみる、という使い方もお勧めです。

なお、モリタクさんは個人のページもお持ちなのでご参考まで。
http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/takuro.html
posted by 綾小路翠子 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「日本で一番大切にしたい会社」の話

遅ればせながら、「日本で一番大切にしたい会社」を読みました。ブログもあります。

http://blog.canpan.info/nihon/

筆者、坂本さんのモットーは、「現場で中小企業研究や、がんばる中小企業の支援をする」とのことで、同感。
「会社は経営者や株主のものではありません」「一番は社員とその家族です」との主張には、

すみませんでした。出直します。

と、思わず言ってしまいそうな説得力です。株主利益の最大化という教科書からは真反対で、資本主義の限界、などと言われる時代だからこそこういう本がみなさんの共感をよぶのでしょう。

紹介されている会社はどれも、障害者雇用であったり、社員を大切にする会社であったり、自分のできる範囲でもっとも得意なことに注力して発展した会社であったり様々ですが、誠実実直であり、以前もてはやされたような「儲かれば何をしてもいい」といった考え方とはまったく反対のスタンスです。これで適正な利益を出せる会社になるべきなのでしょう。

紹介されているのは以下の会社です。

日本理化学工業
http://www.rikagaku.co.jp/

中村ブレイス
http://www.nakamura-brace.co.jp/

伊那食品工業
http://www.kantenpp.co.jp/index.html

柳月
http://www.ryugetsu.co.jp/

杉山フルーツ
http://www.sugikiyo.com/


ほぼ同時に、京セラの稲盛和夫さんの「実学」も読みました。
税引後利益率10%ないと事業として存在価値がない、との主張で、きちんとした経営をしているならそれくらいでるはずだとのことですが、下請を泣かさず、従業員を大切にしてそれが確保できる事業体がこの不況下にどれだけあるんだろうか、と思うと・・・・
だから、それができる会社が本になって伝説になるのだな、と納得です。

posted by 綾小路翠子 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

「見切る力」

今度は日経ビジネスアソシエ2009年6月号の特集です。




これは勝間さんのインタビューに惹かれて買いましたが、内容は「断る力」とほぼ同じでした。

それ以外の印象的な項目としては、「見切る力」特集の、「何を見切るか 捨てるものを決める3ステップ」です。

例として、化粧品メーカーの商品企画部に勤める28歳A君が、「グローバル時代だから英会話も必要だし、上司にゴルフに誘われるし、プレゼン術もアップしたいし、これからはデザインセンスもいるよなあ」と、何をやろうか悩んでいる状態の解決法が書かれています。

わかるわかる!で、週1回ゴルフ習いに行って、英会話はオバマ大統領の演説CDを買って、小室さんのプレゼン講座の本を買う、というのが私。

しかし筆者は「手段から考えると失敗する」と、ばっさり。

まず一番大事なことを決め、大戦略を練り、方向を決めた上で中目標を定め、それにつながる手段を決めるというプロセスで進めるべきだと。

具体的には、一番大切なのは商品企画力のアップであり、その中でも男性用化粧品にターゲットをしぼれば、男性用化粧品に特化した知識をつかればいいので、別に英会話もゴルフもプレゼン術も身につける必要はなく、化粧品の勉強会を開催したり、英語の読解力を身につけたり、男性化粧品を自分で使ったり売り場の見学に行ったりすればいいのだ、と。

わーん目から鱗。(といっている時点で、かなりアホだと告白しているようなものですが・・・・)

なんでも、資源の投入はモノになるまで最後の3割の投資をするかどうかが勝負とかで、その3割を省略して他のことに投入しても両方モノにならず結果的に無駄になるので、資源は集中するように、とのこと。

・・・そこで、A君は数ある中から何をもって「男性用化粧品」に絞るのか、ということは書かれていません。そのあたりはビジネス内にいた嗅覚がものをいうんでしょう。

はずしたらどうするんだ!というリスクヘッジはもはやヘッジではないのでしょうか。

まあ、「見切」れない人が多いからこういう特集があるんでしょう。




もう一つの印象的なインタビューは、五木寛之さんの「人間の覚悟」についてです。



「我々は既に下山の時代に入っているのです」という認識は、最近物議をかもしているらしい渡辺千賀さんのエントリー「海外で勉強して働こう」と同じだなあと思って読んでいました。

http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/04/future_of_japan.html#more

渡辺さんのコメントと違うのは、五木さんは

人間は生まれてくる時代を選べない。逆風の時代を覚悟を決めて無理をせずに前傾姿勢で少しずつ前に歩き続けるしかない。世の中というものはままならないものだと受け止め、いかに生きるかを問わず、生存することに意義がある。

という、まあ、身もフタもないというか、絶望的な見解をだされている点です。渡辺さんの場合は、海外(どこの国かわかりませんが、アメリカ?)にはまだ未来があるというだけ光が見えますが、五木さんの場合は「今の若者は戦争にも行かず、こんなラッキーな世代はない」というんですから。

五木さんの世代は確かに大変だったのかもしれませんが、戦争にも行かず、なんとか退職年齢まで逃げ切って年金生活を送る人たちを扶養するために、「あなた達は戦争にも行くことなく幸せだったんだから頑張って働いて」とか、そもそも就職口が閉ざされて生涯賃金が数千万単位で下げられた状態では、不公平感がつのるだけでまったく説得力がありません。

何事でもそうだと思いますが、頑張っても下がっていくときほどつらいことはありません。未来があると思うから頑張れるのではないでしょうか。企業経営でもまず「ビジョンを示す」のは鉄則だと思います。

まあ、おっしゃりたいのは、それくらいの覚悟をもって生きていく気概がいるということなのでしょう。
悪い前提は容認した上で、五木さんが言う「直感を信じて」行動する、その行動が「海外留学」だとすれば、渡辺さんとおっしゃっていることは同じ、なのかも?

いや、発奮して日本のために頑張ってくれる方がきっといるはず!と信じたいです。
微力ながら私も何かのお役に立てれば、と。
posted by 綾小路翠子 at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

副業本

繁忙期でストレス解消のため、今回はビジネス雑誌を大量に買ってしまったので、忘れないうちにエントリーしておこうと頑張ってアップしています。

刺激的な題名に惹かれて買ったのが、BIG TOMORROW6月号「月に100万円稼ぐ人たちの他人には教えたくない副収入マニュアル



・・・こういうのをオカネを出して買っている時点で負け組みだと思うのですが、読んでいるときはなんだか自分が副収入をゲットしたような気になってなかなか楽しかったです。

企業は給料カットして副業を容認するような流れもあるので、最近は「週末起業」の本なども売れているらしいです。

調子に乗って、「おいしい副業生活マニュアル」を買い、



性懲りもせずドロップシッピングにも申し込んで、サイトを作ったうえで本も買って勉強しました。
アフィリエイトで懲りたはずでしたが。





・・・宣伝もしていないので、当然、誰も来ず、閑古鳥がないております。
あるDS業者は、3000円程度の広告費を投入してやってみることを推奨しています。会員数が何十万人もいるから、その人たちが一人3000円払ってくれたら広告会社はいくら儲かるんだろう、と考えて、目が覚めました。

自分の目指すキャリアが決まっていたらこういう脱線をしないはずですね。

まあ、お遊び、ということで。なかなかいい気分転換になりました。
こういう時代なので、副業本はまだまだ売れそうです。

posted by 綾小路翠子 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"managing your career"

PHP THE 21の2009年6月号をたまたま購入し、

岩瀬大輔さんの連載、「ハーバードMBA式"超”実践的仕事術」という連載を読んでの感想です。

何を実現できれば自分のキャリアは成功したといえるのか、そのためには何が必要か、ということは誰しも考えることですが、なかなか「考えて」も答えが出ないままに毎日を送っている人が多いのではないでしょうか。

この方も、おそらくビジネス界で成功されている方はみなさんそれがわかるんでしょう。

岩瀬さんの場合は、「社会に足跡とを残したい」という志のために、
1、魅力的な仲間 2、社会的に意義がある仕事 3、自分の個性と強みを最大限活用できるかどうか を職場選びの条件とされたとのことです。

このように、自分のキャリアについても明確に、1.2.3と列挙できれば、ではどうするか、を考える段階に入れるので迷いが少なくなりますね。

たいていの人は、志や、その1,2,3が列挙できず、毎日あーでもないこーでもないといいながら自発的に大きな決定をすることなく過ごしているように思います。

私の場合は、それではだめだ、何か「キャリア」を、と考えていろんなことに首をつっこんだり独学で資格をとりに行ったりしたのですが、岩瀬さんは「キャリア」とは、鉄道で大陸を横断する長い旅のようなものだと書かれていました。

確かに、周りでいろいろ花が咲いているように見える方は、中には短期間で花開いたように見える方もおられますが、何年も積み上げてこられた方が多く、ああ、あの活動がこれにつながっているのだなと納得できる方が多くおられます。

まさに、「どこかに到着するかではなく、そこに向かって迷い、もがきながらも、一歩一歩進んでいくことこそがキャリアであり、人生なのです」ということなんでしょう。その過程を楽しみましょう、と。

ただ、そのように長い旅路だからこそ羅針盤が必要であり、何のために働くか、その先に何を求めるかを自分なりに考え抜かなければならないというわけです。

そういう意味では、人と比較しての成功、失敗ということはありえず、失敗があるとすれば、向かう先を決めずに旅に出たこと、戦略的なキャリア形成ができなかったこと、なのかも知れません。

・・・そういえば、勝間さんも「わらしべ理論」「戦略的キャリア形成」など、同じようなことを言われていたなと思い出しました。

一流の方はやはり同じようなことを考えてキャリア形成をされているのだなとあらためて感じた次第でした。



話は変わりますが、最近PHP THE 21を時々購入しています。この号は、「不況をチャンスにする仕事術」に惹かれて買ったのですが、岩瀬さんの連載のほか、ネットイヤーグループの石黒不二代さんのインタビューもあれば、チロルチョコの歴史(!)もあるなど、なかなか興味深い号でした。




日経ビジネスアソシエ、PRESIDENTにあきたら、次号以降もチェックしようと思います。

posted by 綾小路翠子 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

6時に帰るチーム術を読んで

小室さんの本2冊目、6時に帰るチーム術、を読みました。



段取、計画を重視すること、権限を委譲してチームメンバーに全体の利益を考えた自発的な行動を促すこと、については、自分自身よく似た方法を目指していたのでとても納得できました。
私の場合は残業がまだまだ多いので、その効率化が課題ではありますが。

ただ、この前提として、人件費に見合うだけの仕事がある、ということがあげられると思います。
このようにどんどん効率化すると、実はこんなに人数が要らないのではないか?ということが明確になってしまうでしょう。そのとき、組織はどう対処するつもりなのでしょうか。
そのような人を活用できる職が社内にあるのであれば、配置転換をすればいいのでしょうが、景気悪化で企業全体の操業度が落ちている中、転換先があるのでしょうか。

私の少ない経験では、大企業と言われるような会社やその子会社などでは、はたから見ても、この方はいったい一日中何をされているのだろう?と思う方や、システムを入れて効率化したらこの人の仕事はなくなるのに、と思ったこと、どう考えてもこの事業部にはこれだけの管理者は多すぎるな、と思ったこと、また、そのような方がかなりの高給をとられていて意外だったこと、などがあります。

何の原則でしたか、仕事は人数分だけ肥大する。ということなのか、大企業は労働者の権利が強いためなのか世間体なのか、リストラが難しいためか、理由はわかりません。

若手チームが自発的に仕事に取り組み、仕事を効率化して定時に帰り、本当に何もしない管理者を養う。それでいて、仕事が効率化しているので新人を雇う必要はないので、若年層が就職難になる。ということにならなければよいのですが。

結局、

ワークライフバランスも、経済(需要)の拡大、雇用の流動化と、個々人のスキルアップセットでないと、社会全体にはうまくワークしていかないのではないかという気がしてきました。

もちろん、既に就職している身で、個人レベルで定時に帰れる、というのは大変ありがたいことではありますが。
posted by 綾小路翠子 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カウンセリング入門

最近、新聞テレビ雑誌、周囲で、メンタル面で支障が出る方が増えているということを見聞きする機会が増えました。
ドラマでも藤原紀香さん主演ですから、すごい認知度です。

自分自身、こんなに気分が浮き沈みするなんて!何かあるかも!ああ私やばいかも・・・などと時々思っていました。

そんなときに読んだのがこちらの本です。
香山リカ氏の「仕事中だけ<うつ病>になる人たち」



この本によると、人が一定期間気分が沈むのは通常あることで、それはうつ状態であっても病ではない、ということが書かれていました。
また、特に30代に多いことについても、そうなりやすい時代背景・環境があると言っていただいたことも安心材料になりました。

もちろん心配なら心療内科等に気軽に行ってもいいのだという認識が広がって、助かっている方も多いのでしょう。が、筆者がいいたいのはどうも「確かに困っている方はいると思うけど、メディアはちょっと騒ぎすぎでは?」ということのようです。

しかし、30代だけではありませんが、日本は世界で比べてもかなり自殺率の高い国だという統計を見ました。
経済が閉塞し、今までやってきたことが通じなくなるなど、辛い状況の方も多いのでしょう。

そんなときに読んだのが「日曜日のメンタルヘルス相談室」で、これでカウンセラーってなんていい仕事なんだ!と思いました。



やっぱり、そういう人を助けるカウンセラーはもっと必要なのではないか。
そう思って、「心理カウンセラー」で検索したところ、心理カウンセラーになりたい方はたくさんいるのに需要はほとんどなく、食べていける人はごく一部だという結果が出ました。
「カウンセラー」自体、日本では定義がばらばらで、近いものとして「臨床心理士」というのがもっとも難関資格になりますが、民間資格であり、それがなくても「カウンセラー」は名乗れるのだとか。
ちなみにアメリカではカウンセリングというのがしっかりした学問としてあり、床屋と同じくらいカウンセリングの事務所があるのだそうです。

カウンセラーに相談したいと思っている方は潜在的に多数いるはずではないのでしょうか。なのに、なぜ需給バランスがこんなに悪いのでしょうか。


・・・自分を振り返ると、働きすぎたときに気分がめいったときに産業医の方と面談したことはありますが、確かに、オカネを払ってカウンセラーに相談しようという気にはなかなかならないなあと思いました。
また、ちょっとした悩みなら、なぜか、もっと信用がおけないはずの占い師に相談してみたりと、まったく合理的でない行動をしていることもあります。

そう考えると、精神科医や心療内科や産業医といった「お医者さん」が心理カウンセリングをするのであれば、カウンセリングでだめそうなら薬を出しましょう、という扱いもできますし、なんといってもお医者さんという信頼があるので、まだ相談してみようかなと思うのですが、なにものかよくわからない「カウンセラー」の需要がないというのはなんとなく理解できました。

日本も「カウンセラー」の社会的認知度が上がれば、気軽に相談できて問題が解決する人も増えると思うのですが。

「カウンセラー 学校」で検索すると、日本では通信教育や数日間の研修でカウンセラーになれるところもある一方、何年も勉強してすごい倍率の大学院に合格しなければ臨床心理士にはなれないなど、レベル間もいろいろです。
確かに、あるカウンセリングが人の人生を決めるかもしれないという点ではたくさん勉強が必要なのでしょうが、人生経験でアドバイスできたりすることもあるのでは・・・と思うのですが。どうなんでしょう。

・・・人生経験、となると、「○○の母」みたいな占い師さんになっちゃうんですかね・・・・

posted by 綾小路翠子 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

内部統制初年度 終盤

6月になりました。

我々の業界では、上場会社のどこがどのような内部統制報告書を提出したのかということに注目が集まっています。
金融庁からでたいわゆる「Q&A」というひな形をそのまま利用しようとする会社、アレンジする会社、対応は様々ですが、多くの方が先行事例をEDINETで毎日のように検索されているようです。
数ヶ月前から新しい報告書がでるたびに

「内部統制報告書、○社目がでました。○○監査法人が担当している△という会社です。ご参考まで。」

というメールがまわってきます。ああ、日本人、横並びが好きなんだなあ・・・

金融庁が上記Q&Aを出す前のつい最近までは、いろんなコンサル会社が何万円という「内部統制 結果のまとめ方と内部統制報告書」といったセミナーを結構よいお値段でされていましたが、その特需も終わったようです。

なんといったらいいのでしょうか。商魂たくましいというのか、自社の利益しか考えていないというのか・・・



そもそもこの制度には、今まで外部チェックに頼っていたものを内部でチェックするために、経理部門や内部監査部門には公認会計士並みの、会計や監査の経験と知識を十分有した人材を会社内におく必要があるという趣旨も含まれており、それにより公認会計士の数が足りないといって合格者数が増えたといういきさつがあったように記憶しています。

しかし、我々業界は、それぞれの組織が利益を得ることには熱心で、その結果各企業の外部コンサルやセミナー受講、アドバイザリーの利用は進みましたが、会計の知識を高度に有する人材を企業に浸透させる、ということには熱心であったとはいえませんでした。
初年度の今年が「重要な欠陥なし」で終わってしまうのであれば、来年以降はその動きが進む可能性は小さいと考えられます。
で、合格者が就職難になる。と。

まあ確かに、経理の人員が不足しているという認識が明らかになり、人員が増えた企業もあるようですので、チェック体制が働くだけの余裕ができたという意味では制度導入の意義はあったのでしょう。
また、この制度を機に、会計システムの入れ替えや導入をされた企業も多数あったようです。新システムがチェック体制の強化だけでなく業務の効率化に役立っていることを祈るばかりです。


心配なのは、これだけやって、来年会計の不祥事や粉飾決算事例がでたらどう説明するのだろう、ということです。人間がやることなので、ゼロにはならないはずですから。
今年は「導入初年度」なので、チェック途上にあったと言う説明になるのでしょうが、来年以降は・・・・


posted by 綾小路翠子 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計士のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

ワークライフバランス

最近、ワークライフバランス、というか、小室さんにはまりました。

この本を読んで、です。

1日5分! 忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術─もう「時間が足りない!」は言わない



セルフケアの大切さを言ってくれるのはとてもありがたく、こんな風に人生をおくりたいという気持ちにさせられました。

最近、体調をくずしたのもそういうことを考えるきっかけになったのかもしれません。
禁煙ができなかった方が、体を壊してすっぱりタバコをやめる、というような。


この本自体は小室さんが著者ではないのですが、こういう著書の執筆と講演が仕事になるなんて、なんてすばらしいんだ!と、そちらに感動しました。
みなさんが仕事とプライベートを充実させることを啓蒙するなんて、なんてすばらしい・・・


というわけで、遅まきながら研究を開始することにしました。


株式会社ワーク・ライフバランスのサイト
http://www.work-life-b.com/

posted by 綾小路翠子 at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
新着記事
最近のコメント
就職難になったら by ただ (09/18)
CISA受かりました by 綾小路 (04/07)
CISA受かりました by Julianus (03/02)
最近のトラックバック
過去ログ